弟は感情制御する事が出来ない。
理由も何も言わず一人で怒り出し、一人で怒り続ける。
そしてまるで構って欲しいかのように自分の部屋のドアを大きな音を立てて閉める。
一言○○して欲しいが言えない。
して欲しい時は察して欲しいと言わんばかりに大きな足音を立てて、独り言を愚痴りながら自分の部屋へ去って行く。
ゲームをしている時、例えイヤホンを着けながらプレイしてる時でも、大抵怒っている。まるで構って欲しいかのように、大きな足音を立てて、うるさいうるさいと独り言ブツブツ言いながら自分の部屋のドアを大きな音を出して閉める。
聞かされているこちらの身になってほしいものだ。ストレスが溜まる一方だ。
怒る理由は言わない。まるで一時期の父親を見ているようでもある。
以前姉もその姿見て『お父さんみたいだね』と直接言われていた事があるが、弟は反論はしなかった。
単刀直入に、弟は感情表現が下手クソである。
何かとあれば急に怒り出す。そして構って欲しいかのように大きな物音を出す。
自分を持たない友人にはそれが信頼の元となっているらしく、弟自身が自らの株を落とす事を嫌う一方で、他人の株は平気で落としてくる、不器用な人間である。