六藤椰子〃の記(しるし)

思ったこと、考えたこと、まとめてみました

バベルの塔

バベルの塔で疑問に感じる事がある。

それは『天に近い塔の完成を恐れて神は人々の語源をバラバラにした』と言うものである。

語源バラバラにしたところで指さしなり何なりで言葉以外の行為である程度の指示したり意思疎通する事は出来るハズだろうし、言葉が通じなくなったところで喧嘩なども発生しないだろう。

言葉が変わってもある程度は通じるものだ。

 

だから僕は違った解釈を考えてみた。

先ず最初は『動物と共存出来なくなったパターン』

元々人類と他の生物達とは何らかの方法で意思疎通する事が可能だった。もしくは奴隷同然のように扱いをしながらも意思疎通が出来ていた可能性。

そうすれば神の怒りによって現代のように殆ど意思疎通が出来なくなったようにすれば、何となく納得出来る。

知能が低くなり、会話も出来なくなり、心は通わせられない。

不幸中の幸いにも犬がその場に居なかったので、知能レベルは退化までしてしまったものの、現代でも馴染み深いペットとして飼われている、とか。

 

古代の人達に出来ない事は他の動物に任せれば良いだけですからね。

 

今よりもずっと知恵はあった筈。今よりもずっと身近で共存していたかもしれないし、共に生活していたかもしれない。