六藤椰子〃の記(しるし)

思ったこと、考えたこと、まとめてみました

神の罪

宝くじが一等当たらなければ、

今までの事を含めて神とやらを恨み続けるかもしれない。

 

三十年間ずっと悩んできた事をまるで無かったかのようにするのは許さない。

死んだ後も永遠に恨み呪い続けるかもしれない。

負の想いが一気に爆発するかもしれない。

 

逆に言えば宝くじ一等だけで許せるなら破格の値段だろう。

個人の人生一年毎に一兆円の価値があってもおかしくはないからだ。

 

ずっと悩んできた事実もあるし、未だにモヤモヤしてる部分が大きい。

宇宙人からしてみれば三十年間は短いものかもしれない。俗に言う神とやらから見ても地球規模から見ても短いかもしれない。

けれど人類の人生で30年間と言うのは長いのだ。江戸時代初期からすれば何世代も交代してるぐらいに長いもので、アメリカ大統領の人生で四、五割程度にも値する。現代こそ長生きするようにはなってきたが、平均寿命でも二分の一にも相当する。それぐらい短いようで長い。

 

何ならいっそのこと、その30年間を無駄にさせてきた償いすらしてもらいたいぐらいだ。

今の人生は過去の出来事があったからこそかもしれないが、無駄になってるのはどうなんだと問い詰めたい。

もしタイムスリップ可能なら、ちゃんと産める体にしてもらって記憶もそのままで過去へ戻れるなら納得は出来る。

だが、それ以外では納得出来ない。幾ら死んでも死にきれない。

 

この不都合な体でこの世に生まれてきて、納得出来ない。

神に恨む他に方法が見つからない。

こんな人生にしたのが憎くて憎くて仕方ない。

 

神が嘲笑ってるとしか思えないし、馬鹿にしてるとしか他に考えられない。

それほど何故こんな肉体にしたのか信じられない。

 

宇宙人も神とやらも個人の幸福願うどころか不幸にしてる自覚がないのだろう。

たった一人ですら救えない神が居ると言う訳になる。いないの一言では済まされない問題だ。