世界なんて終わってしまえば良い。
終われば無となる。何も考えずに済む。
悩み事も、考え事も、見栄も、争いも何もかも無くなる。
『有』に成る必要無かったのだ。元々『無』は『無』のままで良かったんだ。
もう何も考えたくない。何も思いたくない。
単刀直入に、疲れた。
死ぬと無になるのなら、生まれた理由も、生きる意味も、全て無駄であり無意味だ。
生きてる間に喜んだところで結局無になるのなら、最初から無のままで良かった。
生きると言う事は空虚。生きてる実感が欲しい。でもその実感も死んだら無駄と成る。
まるで意味がない。理屈もない。理由もない。
魂なんてあればそれこそ地獄だ。輪廻転生も地獄だ。生きる事はつまり地獄そのものだ。
物心ついた頃から願望があった。でもそれは一度も叶わなかった。
夢は願い続けてればいつかはきっと叶う。嘘っぱちである。
いくら物事を考えたところで、思ったところで、願望が叶う訳がない。
人に運気などある訳もない。ある気がするだけだ。
全ては思い込み。この思う力を強く呪ってやりたい気分だ。
生命はおろか地球なんてはじめから無ければ良かったのに。